ペット霊園で葬儀をお願いしたあと、納骨堂や合同慰霊碑も見せていただきましたが、お骨は一度持ち帰ることにしました。四十九日のあいだは自宅で供養してあげるほうがいいと、担当者さんもすすめてくださったからです。お仕事上の都合から言えば、すぐに納骨堂におさめて保管料を受け取るほうが効率がいいのではと思いますが、それをすすめられることはありませんでした。
「四十九日が過ぎて、もしも納骨をお考えならこちらでもお引き受けしますので」と言ってくださいました。それを聞いて、とても信頼できる霊園さんだなと思いました。だって、一度お骨を持ち帰ってしまえば、また来るかどうかなんてわかりませんよね。そのまま自宅においておく人も、庭に埋めたり山の中や海など好きな場所に散骨する場合もあるでしょう。納骨堂におさめるといっても、別の霊園に行くことだって考えられます。商売とかではなく、ほんとうに遺族の気持ちを思って対応してくださっているんだということが、とてもよくわかり、ありがたい気持ちになりました。
四十九日のあいだは側に置き、娘たちが交代で毎日お水や餌をおそなえし、お線香をあげました。また、写真箱やアルバムをひっくり返し、チョコの可愛い写真を探していました。霊園のメモリアルグッズコーナーで見た写真入のストラップを作ってもらうのだそうです。そうして四十九日が過ぎ、今度は納骨をお願いしに、家族で霊園を訪れました。
納骨堂では、娘たちがお参りしやすいように、低めの場所を確保してくださるなど、とても気遣ってくださいました。おかげで娘たちは、お墓お参りに行くのを楽しみにしています。霊園までの道のりは家族のドライブコースになって、今も月に一度のチョコのお参りを欠かしていません。