本当は実際に足を運んで決めればいいのですが、日にちも時間もかぎられていたので、知人に聞いたり、ネットで調べて電話で問い合わせをして決めました。我が家が決めた業者さんは電話での応対がとてもよく、引き取りに来ていただくまで2日あったのでその間の処置の仕方も教えていただき、当日を迎えました。
この葬儀社さんは、じつはホームページに担当の方の顔写真が出ていたので、娘たちにも見せて「ここに載っているおじさんが来てくれるからね」と伝えておいたのです。マンションの下に来ていただき、娘たちとチョコをつれて降りると、娘のほうが先に葬儀社の担当者さんをみつけました。お迎えの車にはお花が飾られていて、娘たちは無邪気に「わぁ」と歓声。まあいいかと思いつつ、チョコをお預けして、私たちも車で向かいました。
自宅から車で向かいながら、運転していた主人が「どうせ行くんだから、わざわざ迎えに来てもらわなくても、連れて行けばよかったようなもんだけど」とポツリ。すると娘が、「死んだら霊柩車に乗るんだよ。死んだ人しか乗れないんだよ」。ひいおばあちゃんのときに一緒に乗りたがり、言って聞かせたのを覚えていたんですね。「そうだよね」と私。お迎え料は、横浜まで来てもらっても1000円なので、それでこんなふうに大切に扱ってもらえるなら、やはりお迎えからお願いしてよかったなと思いました。
そして霊園へ。風が強く寒い日でしたが、お天気がとてもよかったのをよく覚えています。場所は江ノ島からすこし坂をあがったところにある、お寺の一角。私たちが到着したときには、すでに祭壇がしつらえられ、チョコはその前で眠っていました。好物の鶏ササミジャーキー、お花をお供えして、セレモニーがはじまりました。娘たちは真剣な顔をして座っていました。それから、火葬です。最後のお別れをして、棺おけにおもちゃやぬいぐるみ、お花を入れてあげて、火葬炉へ。「おばあちゃんのときといっしょだね」という娘に、「そうだよ、人も動物もみんな生きていたからね」と社長さん。お骨あげまで、とても親身に対応してくださり、娘たちにもいい経験になったと思っています。